芳香となめらかな食感で、昔から贈答品としての価値を築いている。現在は品種改良が進み、食味の良好な手頃価格のものも増えた。品種は外見では網目のあるネット系、網目のないノーネットの2種に分類される。この網目は果皮の肥大によってできたヒビが、かさぶたの様なコルク質に覆われたもの。また、果肉の色によって、アールスメロンに代表される青肉、クイシーメロンや夕張メロンに代表される赤肉、キンショウメロンに体表される白肉に分類される。未熟果の小メロンは漬物用野菜としても利用される。出回りは温室栽培や品種を変えて周年出回る。本来の旬は5月〜10月頃で6月〜8月に最盛期を迎える。
@花落ちの部分と種の周りが甘いので、縦にくし切りにする。
Aジュースにする時は種の部分が甘いので、茶こしを使いこして
入れるとよい。
Bメロンの栄養は露地の方が多い。ビタミンCは100g中露地
が25mg、ハウスが18mgで、カリウムは露地350mg
ハウスが340mg。